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島田荘司のデジカメ日記
第30回
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12−11(月) カレンダー・ショップ。
横浜、伊勢佐木町の有隣堂で行われた9日の「季刊03・クリスマス特集号」早売り会は、予想以上に大勢の読者が来てくださり、恥ずかしくない程度の成績はおさめるられたとのこと、まことにほっとする。SSLの人たちも、オフ会という仕立てにして大勢来てくださったようで、嬉しかった。この場でもひと言、お礼を申しあげておきたいと思う。
サイン入りのクリスマス・カードを東京に送ってから、少し心配になった。150枚で足りないということはまさかないであろうが、何かの間違いがあり、たとえば原書房の社員の方々の家族が全員さくらで動員されたりして、わざわざいらしていただいたのに万一カードが行き当たらないなんて人が出ては大変だという気になった。そこでまたビヴァリーセンターにやってきて、50枚ばかり追加のカードを買った。余るぶんにはかまわない。
何回もやってきて館内をひやかしていたら、いろいろと気づかれることもある。年の瀬らしく、だんだんに人の数が増えてきた。変わった飾りつけも現れている。アフリカふう、それともポリネシアふうというのか、南方民族風の等身大人形がガラスケースに入って現れ、これが人目を引いていた。ロビー中央、休憩所付近のフロアで、別に付近でアフリカ・フェアなどやっているわけではないから、ずいぶんと唐突な印象だ。こんな様子が日本のデパートとひと味違っている。日本なら、きちんと理由がなければこんなことはしない。
「パピルス」と同じ階に、「カレンダー・クラブ」という店ができていることに気づいた。カレンダーの専門店だ。年の瀬、特に今年は世紀の変わり目だが、新しいカレンダーが売り出される季節だった。ここがいつもカレンダーを売っていたはずはない。普段は何か別の店のはずだが、そうしょっちゅう来ているわけではないので、何の店だったかどうしても思い出せない。
思いたち、ふらと入ってみると、実に種類が豊富だった。LAの観光案内という趣向のものから、ティー・ポットのコレクション、ヴィクトリア趣味の、毎年見る定番のカレンダー、牧草地で錆びたり、朽ちかかったりしている古い自動車の写真を集めたカレンダー、猫の写真やイラストのカレンダー、アメリカの家庭の、暖炉付近の写真を集めたもの、欧州の城、水着の女性とか、ヌード女性のカレンダーなど、一店がまるまるカレンダー商品だけで埋まっていた。
ふと、猫好きのT橋氏に猫のカレンダーをおみやげに買っていこうかと思いついたら、早売り会までわざわざ足を運んでくれたお礼をかね、SSKの人たちにもこれをプレゼントしようかというアイデアが浮かんだ。そこで15セットばかり買った。季刊onlineの「百万人の伝言板」にでも告知して、欲しい人を募ればいい。アメリカのカレンダーなら、日本の読者には珍しいかもしれないと考えた。
近くの書店で古いLAの写真集も買い、センター内のフード・コート(レストラン広場)にすわって眺めた。写真は、古いものから先日のノースリッジ震災の時のものまである。畑に不時着した飛行機のカウルに腰かけているハワード・ヒューズの写真を見ながら、パンダ・エクスプレスのチャウミエンを食べた。この写真は、昔わたせせいぞう氏の漫画に、そのまま使われていた記憶がある。
レストランにいる時はそうも思わないのだが、ストロボをオフにして写真を撮り、帰ってコンピューターの画面で見てみると、こちらのフード・コートは日本のものと較べ、非常に落ち着いた雰囲気に写っているので驚く。たぶん色彩の使い方が上手であること、床はたいていカーペットに似た材質のものが敷かれていること、それから天井の間接光の使い方が上手であること、などなどによるのものであろう
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