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島田荘司のデジカメ日記
第12回
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10―20(金)、「ラルフス」の寿司。
ロスアンジェルスでは、日本食がもうすっかりアメリカ人の生活に入り込んでしまった。こちらの日本食レストラン・チェーン「三島」は、いつ行っても満員、アメリカ人たちがみんな上手に箸を使っている。だからたとえばハリウッド映画「ブラック・レイン」なんかに、箸でうどんを食べられないマイケル・ダグラス・アメリカ刑事などが出てくるが、あれは真っ赤な嘘で、ハリウッド人はみんな箸くらい使える。マイケルだってうまいに決まっている。
友人のキャロルなどは、アンクックな料理が駄目ということで寿司や刺身が食べられないが、それは特殊な例で、たいていみんな寿司は大好きだ。スーパーマーケット「ラルフス」に、なんとにぎり寿司や巻き寿司のパックがある。ぼくがこちらに来た頃は、たまに見かけてもにぎりのしゃりの部分が茶筒みたいな正円筒形で、かなり変だったが、みるみるじょうずになって、今は形状も味も、日本のものとほとんど変わらない。ラルフスも西友みたいになってきた。
しかし売り場を見ても、東洋人の顔などどこにも見あたらない。せいぜいがメキシカンで、つまり白人やメキシカンが、もう上手に寿司をにぎるようになっている。パックのすみに付いてくるガリもおいしくて不満はないし、醤油は韓国製キムラン、これも悪くない。もうダウンタウンの日本食マーケット、「ヤオハン」までわざわざ行く必要はなくなった。しかもアメリカ人は、新しい寿司を考案しはじめていて、海老の小巻物など、ラルフスでしか食べられず、なかなかうまい。日本に戻ったら、けっこう懐かしくなってしまうかもしれない。レジに並んでいたら、キーを売っている若者が、ぼくもこの寿司好きなんだと言う。東海岸やシアトルなどはどうなのであろう。グロッサリーストアに寿司のパックはあるだろうか。
あとこちらのスーパーマーケットで楽しいところは、花をたくさん売っていること、ハロゥウィンが近づくと、このための扮装を売っていることだろうか。
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