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島田荘司のデジカメ日記
第7回
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9−20(水)、パンダ・エキスプレス。

こっちには、「パンダ・エクスプレス」という、中華のファースト・フード・レストラン・チェーンがあって、なかなかはやっている。ファースト・フード・スタイルで、安いことも人気の秘密だろう。
以前、ヨーロッパをよく旅する機会があった時、どんな田舎街に行っても、日本料理は仕方ないとしても、フランス料理もイタリア料理もないのに、中華料理だけはきちんとあるのに驚かされたものだが、ここロスアンジェルスでも事情は同じだ。
ただ本格的な中華レストランは、この街には意外に少ない印象で、ダウン・タウンのチャイナ・タウンや、モントレーパークのチャイナ・タウンに行くほかはない。LAでポピュラーな中華は、パンダ・エクスプレスのファースト・フードだ。LAの街のあちこちには、デパートと大駐車場を中心としたショッピング・モールが点在するのだが、そういうモールのレストラン・スペースに、必ずといっていいくらいに入っているファースト・フードが、このパンダ・エクスプレスだ。
パンダのシンボル・マークが可愛いから、女の子たちに受けている。もちろん家族連れにも好評。日本からの旅行客にも人気がある。
ここのオーダーの仕方はちょっと独特で、通常の単品注文のほかに、「2アイテムズ・コンボ」とか、「3アイテムズ・コンボ」というプレートがある。どちらもフライド・ライス(チャーハン)か、チャウミエン(焼きそば)をベースにして、あと2つ、ないし3つの品をおかずのようにして取る。だからまず、フライド・ライスかチャウミエンを、どっちにするかと問われる。ハーフ・アンド・ハーフという指定の仕方も可。それから「2アイテムズ・コンボ」の場合は2つ、「3アイテムズ・コンボ」の場合は3つのアイテムを指定する。皿は、3品が載る形状に作られているから、3アイテムズ・コンボの場合は、別にもう1皿が付くことになる。
飲み物のオーダーの仕方も独特で、「ソーダ」とか「アイス・ティー」、「コーヒー」というふうに注文する。「ソーダ」と言うと、サイズを訊かれ、ミディアムと応えればそのサイズの紙コップをくれるから、自分でマシンのところに行って、アイスと一緒に入れる。マシンには、ペプシとかレモネード、スライス(スプライトみたいな透明なソーダ)など、いろいろなソーダ類がある。アイス・ティーもここにある。これらはすべてリフィル・フリー、つまり飲み放題だ。
同じパンダ・エクスプレスでも、店によってはコンボの呼び名が違って、「3アイテムズ・コンボ」を「3アントレ・アイテムズ」と呼んでいることがある。チャッツワースにあるこの店も、一軒独立して建っているかまえのせいなのか、そうだ。ここのアントレ・アイテムのお勧めは、というか最近ぼくが気に入っているものだが、「フライド豆腐(これはもう英語になっている)アンド・エッグプラント(茄子のこと)イン・ガーリック・ソース」、これがおいしい。それから「オレンジ・フレーヴァード・チキン」が好きだ。
チャウミエンがなかなかうまかったと思って後日また行ってみると、ちょっと味が違って感じられることがある。これは客が来ない時間帯で、作り置きの時間が長くなっているためだ。料理の回転が早い時間帯を狙うのが、おいしく食べるコツである。
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