あんずの木の下で
ボタン あんずの木の下で
体の不自由な子どもたちの太平洋戦争
小手鞠るい


ISBN978-4-562-05190-8
四六判・176頁
定価1404円(本体価格1300円)
2015/7/21刊
本書のおもな内容
それでも生きる――
「お国」に見捨てられても。

国に何度も見捨てられた障害のある子どもたちの
日本一長い「学童疎開」とは。
知られざる感動のノンフィクション。

昭和7年、日本で初めて設立された、手足の不自由な子どもたちのための「光明学校」(現在の東京都立光明特別支援学校)。
戦力にならないから、障害があるから――
そんな理由で学童疎開の「対象外」にされた生徒たちを自力で避難させた校長先生、そして、温かく迎え入れた長野県上山田温泉の村人たち。
涙にくれた親との別れ、
野草で飢えをしのぐ日々、
鳴り響く空襲警報。
そして迎えた8月15日の終戦。
だが、戦争が終わっても光明学校の学童疎開は終わらなかった――。

知られざる「障害者たちの戦争」がここにある。

小手鞠るいが、読みやすい文章で子どもから大人まで幅広い世代に贈る「命のメッセージ」。

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著者・訳者はこんな人
小手鞠るい
1956年、岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。1981年、第7回サンリオ「詩とメルヘン賞」を受賞。1993年、第12回「海燕」新人文学賞を受賞。2005年『欲しいのは、あなただけ』(新潮社刊)で第12回島清恋愛文学賞を受賞。2009年、原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』でボローニャ国際児童図書賞を受賞。そのほかの著書に、『泣くほどの恋じゃない』(原書房刊)、『心の森』(金の星社刊/第58回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)『お菓子の本の旅』『思春期』(講談社)などがある。ニューヨーク州在住 。

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