時が止まった部屋

遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし

時が止まった部屋

朝日新聞、フジテレビ『Mr.サンデー』ほか、海外でも「この日本人女性がすごい!」と話題!

著者 小島 美羽
ジャンル 政治経済・社会問題 > ノンフィクション
出版年月日 2019/08/20
ISBN 9784562056804
判型・ページ数 B6・144ページ
定価 1,540円(本体1,400円+税)
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

朝日新聞、フジテレビ『Mr.サンデー』ほか、
英ガーディアン紙、ドイツテレビ2DFでも報道され、「この日本人女性がすごい!」と海外でも話題!



孤独死、ごみ屋敷、残されたペットたち——
故人の部屋を片づけ、弔いつづける27歳の遺品整理人が、依頼現場をミニチュアで再現。
死と向きあってきたからこそ伝えたい想いを初書籍化。


父親の突然死がきっかけで、若くして遺品整理人になった著者が、現場で目にした孤独死や、ごみ屋敷、ペット、そして部屋に残された「人生」のかけら。
社会問題化するいま、わたしたち一人ひとりにできることは何か。
ミニチュアを通して静かに問う。




わたしが現場に行くときには、すでに故人の姿はない。
そういう仕事だ。
遺族や大家さんから聞いた話と、ただ、「部屋」と「物」がそこに取り残されているだけ。
でも、それらは雄弁に故人の人生を語っているようでもある。

(本文より)






はじめに(日本の孤独死/わたしがミニチュアを作る理由)

第1章 音信不通の父親

第2章 ごみ屋敷それぞれの事情

【 column1 】大家さんたちの苦悩

第3章 家のなかの密室(トイレでの孤独死/お風呂での孤独死)

第4章 遺品の多い部屋

【 column2 】忘れられない遺品

第5章 壁に残された「ゴメン」

第6章 残されたペットたち

第7章 終の棲家

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定価1,540円
(本体1,400円+税)

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