天使と人の文化史

天使と人の文化史
著者 ピーター・スタンフォード
白須 清美
ジャンル 地理・哲学・宗教・心理 > 宗教
地理・哲学・宗教・心理 > 神話・民俗
出版年月日 2020/08/25
ISBN 9784562057832
判型・ページ数 A5・368ページ
定価 4,950円(本体4,500円+税)
在庫 在庫あり

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翼を持ち白い衣をまとった美しい天使は、人を見守り良き方向へ導いてくれる。このような天使のイメージは、いつ、どのようにしてできあがったのか。キリスト教のみならず、さまざまな時代、地域の宗教や伝承を辿る。
前奏曲――代わりに天使を愛する

第一章 聖書――最初の天使たち
「天使の名はバビロンから来ている」/思想はどのように共有されるか

第二章 天使との格闘――『創世記』と『旧約聖書』
『創世記』――天使の書/翼を持つ/天使の軍隊/炎の戦車

第三章 名前で呼んで――ミカエル、ガブリエル、ラファエル
司令官と伝令/他者であること

第四章 エノクと〝堕天使〟
天国を開く/堕天使/メタトロン

第五章 天使に立場をわきまえさせる――『新約聖書』
黙示録の天使/パウロの警告/偉大なる天使イエス/囚人を解放する

第六章 イスラムの記録天使
天使に関するイスラムの考え/夜の旅/イスラーフィール

第七章 天使は初期の教会の成長をどのように助けたか
見えない農夫/創造のタイムスロット/おびただしい天使/グレゴリウスと天使/天の位階

第八章 天使学はいつ、どのような理由で真剣に研究されていたのか
アッシジのフランチェスコと熾天使/アウィケンナとマイモニデス/アクィナス――〝天使的博士〟

第九章 見えない存在から見える存在へ――天使に命を吹き込む
天使の仲間として/ダンテの『神曲』

第十章 ルネサンスの天使
宗教改革と抵抗宗教改革/天使と話す/ミルトンの天使

第十一章 啓蒙時代――日陰の存在へ
新たな光/スヴェーデンボリの天使/ブレイクの永遠の幻視/ニューマンの神のしもべ/ラファエル前派の現実逃避

第十二章 現代の天使
モルモン教の天使、モロナイ/「歴史の天使」/天使の新時代?

エピローグ 世界に満ちる者たち

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(本体4,500円+税)

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