夜霧につつまれて二人
著者 | メレディス・デュラン 著 白木 智子 訳 |
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ジャンル | 文芸・ファンタジー・児童文学 > 海外文学 |
シリーズ | ライムブックス |
出版年月日 | 2017/08/07 |
ISBN | 9784562065004 |
判型・ページ数 | 文庫・506ページ |
定価 | 1,155円(本体1,050円+税) |
在庫 | 在庫あり |
RITA賞受賞作『愛の扉を解き放つ日に』続編いよいよ登場!オークションハウスの接客係としてはたらくエマは、かつて窃盗団の一味だった。幼くして両親を失ったあと、叔父によって暗黒街に否応なく引き入れられたのだが、普通の暮らしがしたいと切望し、教養とマナーを身につけ、身元を隠してようやく今の仕事につくことができたのだ。しかし叔父には、悪事に手を貸さねば周囲の人に過去をばらすと脅され、窮地におちいっていた。子爵家の次男クリスチャン・ストラットンは、かつて軍隊に所属していたころの勇敢な行為により、人々の尊敬をあつめている。しかし、その武勲ゆえに、敵国ロシア軍の元将軍ボルコフに逆恨みされ、愛する者すべてを奪ってやると宣言された。戦場から帰国してみると父はすでに亡くなっており、やがて兄も謎の死を遂げた。思いがけず子爵の重責を担うことになったクリスチャンは、これ以上家族を危険にさらしたくはないと、消息を絶ったボルコフの行方を捜しはじめる。そんな折り、ボルコフの持ち物だった燭台がオークションにかけられるという情報を得て、調査に乗り出したオークションハウスで、エマと運命的に出会った。悲しい過去をもつふたりは、やがて心を寄せ合うようになる。追いかけてくる魔の手をはらい、幸せになれる日はやってくるのか……!?