絶滅危惧種ビジネス

量産される高級観賞魚「アロワナ」の闇

絶滅危惧種ビジネス

価値のパラドックスと自然保護の深い闇を暴く、衝撃のルポルタージュ!

著者 エミリー・ボイト
矢沢 聖子
ジャンル 政治経済・社会問題 > ノンフィクション
サイエンス・テクノロジー > 生物・自然・進化
出版年月日 2018/01/17
ISBN 9784562054664
判型・ページ数 4-6・334ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり

この本に関するお問い合わせ・感想

【書評掲載】

◎朝日新聞で紹介されました! 2018年2月25日掲載
◎東京新聞、中日新聞で紹介されました! 2018年3月4日掲載
◎日本経済新聞で紹介されました! 2018年3月17日掲載
◎週刊文春「今週の必読」で紹介されました! (評者 川端裕人氏)2018年2月22日号掲載
◎ZAITENで紹介されました! 2018年3月号掲載

■■■■■■「量産される絶滅危惧種」の実態に命がけで迫ったノンフィクション! ■■■■■■


ワシントン条約の附随書Iで「絶滅危惧種」と認定され、
国際取引が禁止されているアジアアロワナ、別名「龍魚(ドラゴンフィッシュ)」――。
禁じられるほど欲しくなるのはなぜか?
価値のパラドックスと自然保護の深い闇を暴く、衝撃のルポルタージュ!

アジアアロワナの希少種は重装備の警備車両で輸送され、3000万円もの高値で取引される。日本を抜いて最大市場となった中国では、上昇志向のシンボルとなり、幸運のアロワナを信じる富裕層が購入。なかでも好まれる赤いアロワナ「スーパーレッド」は魚のフェラーリとも言われる。いっぽうで「石油やダイヤはもう古い、アロワナはいま最も効率の良い取引」とされ、フィッシュ・マフィアによる誘拐や殺人事件も後を絶たない。日本人バイヤーを誘拐し身代金を要求する事件も発生した。なぜアロワナは、これほどにまで人々を熱狂させるのか。はたして、絶滅危惧種アロワナは、貴重な伝説の魚か、大量生産された商品か、それとも危険な外来種なのか?


2017年度 米国科学ライター協会 社会科学ジャーナリズム賞 受賞作
2017年度 ペン/E・O・ウィルソン科学出版賞 最終候補作
アンドリュー・カーネギー優秀賞候補作
ライブラリー・ジャーナル誌が選ぶ2016年ベストサイエンスブック


著者は3年半かけて世界15カ国の「現場」をめぐり、この矛盾に満ちた魚の謎を追いかける。熱狂的なコレクターや新種ハンター、そして世界屈指の探検家ハイコ・ブレハや日本の観賞魚トップシェア会社の創業者との出会いも。その目で野生のアロワナの実態を確かめるべく、ボルネオ奥地や立ち入り制限されたミャンマーの交戦地帯、そして武装した麻薬密売者が跋扈するゲリラの拠点コロンビア領アマゾンへ、ハイコ・ブレハとともに足を踏み入れる。ワシントン条約の杜撰さをも暴き、命がけで確かめた真実とは。

石炭王が作ったアルビノだけの私設動物園や、オリーブの代わりに子羊の目玉を入れたマティーニやタランチュラのてんぷらが供される「探検家クラブ」のパーティなど、知られざる世界も覗き見ることができるスリリングな弩級ノンフィクション!

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